ゼンマイ採りに誘ってもらったので
近所の山に行った
みんながそこそこ秘密のゼンマイの場所を知っていて
近所中でゼンマイ干している
一株から2〜3本出ているのが普通だが
全部採り尽くさないのが流儀
誘ってくれたおかあさんはポンポンのやつは採らないと言っている
ポンポンってのは雄で胞子葉なので食感も悪いし
これをとると株が絶えるのかなと思う
雌は光合成をする栄養葉なのでこれも全部とっちゃうと
栄養不足の貧弱な株になるってことだろう
ホワホワの綿毛に包まれている
東北にはこの綿毛を糸にした織物もあるらしい
やってみたい衝動に駆られるけどすごく大変そうってことだけはわかる
1時間ばかりかかって籠にいっぱい集めた
鍋で茹でて
干し開始
途中何回もモミモミする
たったこんだけになりました!
むなしい〜
まだ雪の残る春だというのに
何度も山に入って次シーズンの冬の食料(売ってお金にすることも含めて)を
確保する営みが必要だった時代のハードさを思うと
気が遠くなる
ちなみにゼンマイは大きくなるとこんな葉っぱ
シダ類なのにあんましシダっぽくないね
新潟の全県民参加型の一大行事(たぶん)
ゼンマイ採りでした!