ハライソ農園栽培記録

  野良しごと ごはん ひびのこと

生芋コンニャクのできるまで・・・

 

 

去年2014年の春にお寺の門徒さんのお母さんに

コンニャクイモをわけてもらった

 

 

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土伏せまえと成長したこんにゃく

少し肥料はあげたけどほとんど放置・・・

これを秋に掘り起こして

 

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火炎土器のような形

 

まあまあ大きい3年目のものを使って生芋のこんにゃくを作った

 

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13℃以下で腐るとのことやったけど

トロ箱+新聞+藁で保存したが大丈夫

 

今回の作り方

 

材料

  • コンニャクイモ 皮をむいて1kg
  • ぬるま湯 50℃くらい 3ℓ
  • ホタテの焼成カルシウム 7〜10g

 

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  1. 皮をピーラーで剥く 
  2. フードプロセッサーですりおろす 
  3. ぬるま湯に少しづつ加えて均一にする 2のプロセスでぬるま湯をつかいながら
  4. 火にかけて10〜15分練り込む 重くもったりしてこれば30分くらい休ます
  5. 粘りが出て糸が引くくらい練り込む
  6. ぬるま湯1カップで焼成カルシウムを溶かす
  7. 凝固剤を一気にまんべんなく入れる
  8. 手早く全体に行き渡らせながら練る(注意!)いちど粘りもなくなりバラバラになるが 練るともとの状態に戻っていく 手早くしないとカルシウムが効いてまとまらなくなる 
  9. 粘りが出て糸を引き 重くなるまでしっかり練る 艶もでる
  10. 整形する バットに入れるまたは玉コンニャクにする
  11. 20〜30分おいてから カットが必要ならカット
  12. 沸騰したたっぷりのお湯で40〜50分ゆでる
  13. 水にとって1時間以上さらす

 

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整形してしばらく放置&ゆであがったところ 黄色いぞ!

 

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水でさらしてできあがり!

袋詰めした

 

これを科学的に言うと・・・

コンニャクに含まれるグルコマンナンをコロイド状にして 水酸化カルシウムで塩析してゲル化する ってことらしい 

料理は科学!!

 

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表参道のネスパスで販売

今年はもう少し沢山収穫できるといいけど