30年に1回(たぶん)のご開帳ということで
西海の奥の来海澤観音堂へ
お堂といっても民家のような小さな建物
もともと来海寺という真言宗の寺ということで
空海像もいる
由緒の説明書きをもらった おおもとは
観世音菩薩 勢至菩薩 馬頭観音 の3尊像があり
な、なんと行基作!とある まじか・・・
お腹がぱかっと開いている中にいるのが
今回ご開帳の御本尊らしい・・・ 右側の黒いのが勢至菩薩かな?
元亀年間(戦国時代くらい)に寺が焼失した時 住職が
お堂をたてたのが現在のもととなっているもよう
慶長年(江戸初期)に西海川が大洪水になったとき
観音様のミラクルで村が無事だったとある
慶長年は地震とか災害が多い年だったみたい
その後検地が行われた際に
寺の名前にちなみ来海沢という地名になった
この観音の数々のミラクルは枚挙にいとまがないが
その記録は寺消失の際全部燃えちゃった
ただ口伝を寛保年間のご開帳のときに書き起こしたので
以上のことは確かですよ
とのことでした
お供えは山菜とお汁とお赤飯
かわいいお堂で地域で大切にされている観音さん
集落の歴史を物語る貴重なものを
見せていただきました
また次回も来ることができるでしょうか?
追記
正しくは33年に1度だったみたいでした